クオーツ時計のオーバーホール

クオーツ時計にオーバーホールは必要か

多くの人がクォーツ時計にはオーバーホールは必要ないと聞くことがあります。
機械式時計は精密な歯車がかみ合って動くため、オーバーホールが欠かせませんが、クォーツ時計は制度が高く、安手に入れることができます。止まった場合も電池を交換すれば動き始めることが多いので、オーバーホールが必要ないと思われがちなのです。
確かに、機械式時計ほど、定期的なメンテナンスは必要ありませんが、クォーツ時計もオーバーホールが必要です。
こちらでは、そのクォーツ時計のオーバーホールの重要性や、クォーツ時計のオーバーホール費用などをご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。

クオーツ時計を長く使うなら

クォーツ時計は安価で手に入り、止まった場合でも電池を交換すれば動くことが大きな特徴です。
機械式時計は日差±15秒ほどが基準と言われているのに対し、クォーツ時計は月差±15秒~±30秒ほどの高い精度を誇っているのです。
そもそも時計の精度を日差や月差といい、日差は時計の1日の進み度合、遅れの度合いを表す用語で、月差は時計の1ヶ月間の進み度合、遅れの度合いを表す用語です。1日に進みが早くなったり、遅れたりするのが±15秒である機械式時計と比べ、クォーツ時計は、1ヵ月の進み、遅れが±15~30秒なのは、精度が高いと感じていただけるでしょう。
そして、一番の特徴が「安い」という事。安価で手に入るクォーツ時計は100円ショップでも手に入れられるほどで、機械式の時計のように、毎日ゼンマイを巻かずとも動き続けるクォーツ時計は非常に魅力ある時計なのです。
「クオーツ時計のオーバーホールの重要性」
ただ、クォーツ時計は振動を調節する電子回路には寿命があります。
そのため、高級クォーツ時計の場合は新品に買いなおすよりも、オーバーホールしたほうが費用は少なく済みますのでおすすめです。思い入れのある時計ならば尚のことおすすめです。
クォーツのムーブメントは電池とモーターで動いています。動力部分のオーバーホールは必要ありませんが、機械式と同じように針は歯車で動かしているのです。そのため、その部分の潤滑油は長期間経過すると劣化してしまいます。長い間メンテナンスを行わなければ、部品の寿命よりも早く動かなくなってしまう事もあるのです。
クォーツ時計でも長く愛用するにあたって定期的なオーバーホールが必要なのがお判りいただけたでしょうか。 オーバーホールは、目ではわかりづらい湖沼の原因を見つけ出し、摩耗した部品の交換をして、時計を快適な状態に戻すので、時計にとっても重要なことです。そして、オーバーホールは内部の油の状態やネジのゆるみなど、細かな部分までチェックしてくれるので、大事な時計を長く使うなら是非オーバーホールを行ってください。
また、防水機能の付いている時計は、オーバーホールでその防水性を保ってくれます。防水のために必要なパッキンはゴムで出来ているので、長年使っていると劣化し、そこから水分が侵入してしまいます。オーバーホールでは、そのパーツの状態を確認し、必要があれば交換することで、より良い状態を保ち使うことができます。

オーバーホールの費用

オーバーホールにかかる費用は、国産のものなら5,000円~海外のものだと10,000円~が一般的です。クロノグラフですと20,000円くらいからが相場だと言われています。もちろん、メーカーによって異なることもございますので、目安としてお考えいただければ幸いです。
機械式腕時計のオーバーホールは、3年から5年くらいに1回行うことを推奨しているメーカーが多くありますが、クオーツ式腕時計の場合は、7年から8年に1回の期間でオーバーホールを行うのがおすすめです。オーバーホールに出して完了するまでの期間は、時計の状態やブランドによっても異なりますが、大体1ヵ月ほどだとお考えください。
もし、電池交換をしても動かない場合や、電池切れのまま期間があいてしまっているなどがございましたら、早めにオーバーホールをご検討ください。
「お手入れを日々行う」
オーバーホールも大切ですが、日々のお手入れももちろん大切です。時計の裏版や、ブレスは常に肌に触れているので、汚れや汗が付着します。夏など暖かい季節は余計汗をかきますので、汚れやすくなります。汗は塩分なので、放っておいたら錆びたり、皮膚がかぶれてしまう原因となります。
ブレスは少し余裕を持たせて通気を浴したり、時計を外した後は、汗や水気をタオルなどでふき取りましょう。そして、風通しが良く、直射日光が当たらない場所で保管することをおすすめします。
磁気にも注意が必要です。機械式腕時計よりも、クォーツ時計は磁気に強く影響を受けます。クォーツ時計は永久磁気が組み込まれているため、別の磁気とかかわると時計が遅れたり、早まったり、止まってしまったりする恐れがあります。
磁気から離せば、時計は元に戻るので、時間を合わせれば問題なく使うことができます。そのため、あまり過敏になる必要はありませんが、冷蔵庫やスマートフォンなどの近くには置かないようにしましょう。

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